10月に読んだ本

"10月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1743
ナイス数:909

世界のかわいいパッチワーク・キルト: 世界各国の布つなぎと針仕事世界のかわいいパッチワーク・キルト: 世界各国の布つなぎと針仕事感想
アメリカやイギリスのキルトは見たことがありましたが、こちらには世界の国々のキルトが紹介されています。 もともと、布の貴重だった時代に小さい切れ端も使って一つのキルトを作り上げていたものだと思いますが、国によって、様々なカタチで作られていることに驚き、感動しました。 特にフィリピンのカオハガンキルトと、チリのアルピジェラ。アルピジェラは生活の様子を布で絵のように表したもの。カオハガンキルトは元々は日本人が伝えて広めたものが現地の人々の手に合うようのものとして作られていったということ。
読了日:10月03日 著者:
目くらましの道 下 (創元推理文庫)目くらましの道 下 (創元推理文庫)感想
とても凄い小説だった。最後に自殺した少女の父が娘の墓を訪ねてきた場面では泣けた。そして、ヴァランダーが父さんとイタリアへ旅行にでかけた場面は、とても感慨深いものであった。 「人は決して親との関係はなくならないもの。突然役割が代わるだけです。親の親になるという」という新署長の話には納得。 犯人が捕まっても、とても哀しい結末だった。でも、リンダとヴァランダーが、斧で襲われなくて本当に良かった!
読了日:10月05日 著者:ヘニング・マンケル
タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)タンゴステップ〈上〉 (創元推理文庫)感想
ヴァランダーシリーズかと思って買ったら違った(笑) 主人公は若い。それなのになんと癌宣告を受けてしまう。舌癌って、ちょっと私も怖くて、大きめの口内炎でも医者に行きます。だから、主人公の気持ちに、共感できるところもあるが、ちょっとやりすぎだね。ナチスの話とはビックリ。下巻へ。
読了日:10月15日 著者:ヘニング マンケル
トビウオが飛ぶとき 「舞いあがれ!」アンソロジートビウオが飛ぶとき 「舞いあがれ!」アンソロジー
読了日:10月21日 著者:桑原 亮子
タンゴステップ〈下〉 (創元推理文庫)タンゴステップ〈下〉 (創元推理文庫)感想
作者のあとがきに「フィクションの中に、人はかなり多くの真実をみつけることができる。もちろんそれこそが作者の意図するところである。」と書かれていました。 ナチスの話と、復讐の話でしたが、今朝テレビで現在進行している戦いで両親を殺された男性の話を聞くことができた。彼はそれでも復讐は望まないと涙ながらに訴えていた。ある登場人物の言葉が興味深い。「状況が人間を邪悪にさせるのです。」「ヨーロッパ全体は内側から爆発しようとしている。弱者を侮り、移民を襲い、人種差別することで。それはあらゆるところに見られる。」
読了日:10月22日 著者:ヘニング マンケル
翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK
読了日:10月25日 著者:金原 瑞人,三辺 律子
おとうさんのちずおとうさんのちず感想
チャンス:はてしない戦争をのがれてを読んでからは、この本の内容もさらによく考えるとようになった。本当にひどい体験をされたんだと思う。でも、地図を見ながら作った彼の詩に日本の都市名がたくさん出てきて、とても嬉しいし、驚く。10歳のときに書いた地図に、字が書いてあるが、彼は学校へは通えたのだろうか?それとも地図を見て真似したのかな?
読了日:10月27日 著者:ユリ シュルヴィッツ
ナーサリークライムズ―しちめんどうくさい七面鳥盗難事件ナーサリークライムズ―しちめんどうくさい七面鳥盗難事件感想
感謝祭は日本では馴染みがないが、絵が可愛いのと、お話としては七面鳥盗難事件なんて面白そうなので、読み聞かせで読もうと借りてきました。意外と短くて6分。 これ、絵がホントに可愛い。特にジャンボ家族の住む家、すぐに外に出れるように滑り台があるし、台所はバスを改造した感じ?私はこんな家に住んでみたかったわ。
読了日:10月30日 著者:アーサー ガイサート

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