中学生の頃から中島みゆきさんを聞いています。
あの頃は、まだレコードでした。
元気ですかのアルバムも買ってました。
大人になって思うのは、やはり中島みゆきさんの歌の詩がとても深いということ。
この曲でも2番で
「憎むことでいつまでも
あいつに縛られないで」
という一節があります。
どうしてもやりきれなくて
憎んでしまう。
でも、その気持ちをいつまでも引きずっていると、
自分はその相手のことを
ずっと忘れられない、ということでしょうか。
私は幸いそこまで人を憎んだことはないけれど、
自分の気持ちにケリをつけるのも自分。
なんでこんなことを書いたかというと、
年末になってまた
凄惨な事件がありましたね。
武器をもって、逃げる相手を傷つけて殺すなんて、どうしたらできるのでしょう。
動物は生存競争の過程で、殺生することはあっても、武器は持たない。
動物以下の存在に成り果てた犯人の、
生育過程や環境をテレビで伝える必要があるのかと、思いました。
どんな環境でも、やはり、
自分の尊厳を最後まで保ち続けて生きていたいものです。