3月に読んだ本

"3月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:2855
ナイス数:794

理由理由感想
発行された当時に読んでいたのだが、難しくて理解できず、表紙がやたらと怖いという感想だった。今回久しぶりに読んでみて、宮部さんの凄さに驚いた。ほぼすべての登場人物の背景をここまで作り上げる作業は、とてつもない労力だと思うが、性分なんだろうか。タイトルの「理由」というのはなんとなく合わない。犯人の八代を表す言葉があるとしたらなんだろうか?人を殺す理由が、あまりにもお粗末なので「理由」にしたのだろうか…時が経っても私の読解力は増してなかった😰
読了日:03月02日 著者:宮部 みゆき
こどものとも 2014年 03月号 [雑誌] (こどものとも2024年3月号)こどものとも 2014年 03月号 [雑誌] (こどものとも2024年3月号)感想
こちらで表紙を見てすっかり気に入り、予約しておいたこどものとも。たてがみが半分しかなくても、おじいさんに愛されたからライオンは強くなりました。絵も可愛い。ライオンの大きな声が出たら、読み聞かせでつかいたい。
読了日:03月05日 著者:大原 悦子
霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)感想
ヴァランダーの娘、リンダが主役。今回は警察官になるほんのちょっと前のお話。やはり父に似て、危ない場面でも好奇心と探究心が先に立ち、行動してしまう。動物を捉える罠にかかって怪我をしたり、襲われて気を失ったり、ハラハラする。またヴァランダーの元妻モナが、想像したのと違う人と思った。娘の日記を読んだりするのは、間違ってる。リンダの突然の訪問とはいえ、モナがほぼ全裸で酒瓶を持って飲んでいたのには驚いたろう。いったいどんな母親だ!
読了日:03月08日 著者:ヘニング・マンケル
星どろぼう 新版星どろぼう 新版
読了日:03月10日 著者:アンドレア ディノト
ねえさんといもうとねえさんといもうと感想
未読でした。酒井駒子さんが絵を描かれていたので借りてみました。やっぱりうっとりしてしまうような絵ばかりでした。お話も優しいお話です。頼れる姉がいつもいてくれると安心だけど、たまにはひとりになりたい妹。離れて初めて姉の愛おしさにきがつきました。シャーロット・ゾロトウはかぜはどこへいくのを随分昔に読んだことがあります。
読了日:03月10日 著者:シャーロット・ゾロトウ
ぼくのおじさん (世界の傑作絵本A)ぼくのおじさん (世界の傑作絵本A)感想
がまくんとかえるくんは有名だけど、他の作品はふくろうくんぐらいしか読んだことがない。この作品に出てくるゾウの叔父は、身体がギシギシするというから、高齢だね。ギシギシする気分は私にもわかるよ。甥っ子の両親が見つかるまでの数日、共に暮らしたお話。おじさんは一人の生活に戻ったら寂しいかな。
読了日:03月12日 著者:アーノルド・ローベル
なかなおりなかなおり感想
シンプルだけど良い。シャーロット・ゾロトウとアーノルド・ローベルとの作品ですものね。やつあたりをしてしまう人たちのお話。やつあたりをされると、やっぱり嫌な気分になるよね。でも、犬だけはいつもの変わらぬ態度で、受け止めてくれた。最高✨
読了日:03月12日 著者:シャーロット ゾロトウ
たつのおとしご (ミセスこどもの本)たつのおとしご (ミセスこどもの本)感想
アーノルド・ローベルがこんな科学的な絵本の絵を描いていたとは驚きます。今年は辰年だし、フックトークで使えたら紹介したい。
読了日:03月12日 著者:ロバート・A.モリス
おじいちゃんがだっこしてくれたよおじいちゃんがだっこしてくれたよ感想
シャーロット・ゾロトウ文。家族の話や、人とのコミュニケーションの話は、身近であるがそれを絵本にするのは難しいのではないだろうか。ゾロトウの文は、平易で子どもの心にもすーっと馴染んでいくと思う。亡くなって会えない人でも、その人の話をすることでそこにその人がいるように思える、というお話。
読了日:03月12日 著者:シャーロット ゾロトウ
いっぽ、にほ…いっぽ、にほ…感想
色合いが素敵。中古で買った。家からお母さんと娘が散歩に出て、帰ってくるだけの話。繰り返しといえば繰り返しなのかな? タイパ重視の風潮で、絵本の繰り返しさえ嫌いだと言う人がいる。それはとても悲しい。繰り返しには必ず意味があるもの。せめて、子どものうちだけは、この絵本のなかの親子のように、ほんの小さなことに目を留め、その瞬間を分かち合う幸せを味わってほしいと心から思う。
読了日:03月12日 著者:シャーロット ゾロトウ
おやすみまくらおやすみまくら感想
きょうが終わっちゃうから、お休みしたくない猫の「こねんこさん」いろんな夢を見ました。夢の中で「おやすみしないよ。ねむくない。」ってずっと言ってます(笑)
読了日:03月12日 著者:斉藤 倫,うきまる
さくら研究ノートさくら研究ノート感想
今まで気が付かなかったことが、この本に書かれていました。花びらの付き方はそれぞれ個性があったり、葉の付け根にみつせん(蜜腺)があったり。いつ見ても、桜は人の心を和ませてくれます。大量の水を吸い上げて、空気中に放出してくれているから、木陰などは涼しいのですね。フックトークに使いたい。
読了日:03月17日 著者:近田 文弘
ワンパッチで布をつなぐ楽しみワンパッチで布をつなぐ楽しみ感想
ワンパッチでも、どれも素敵。なぜかは作り方を見るとわかりますが、とても手が込んでいます。ここまで作る気力がもうない😭
読了日:03月17日 著者:松浦 香苗
霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)感想
カルト宗教の教祖というと、麻原彰晃を思い浮かべてしまう。外国で起きた、集団自殺の話は知らなかった。人はなぜ、そんな人についていってしまうのか不思議でならない。リンダはフーグルンドと仲良くやれるかな。いつもはすぐに父と喧嘩してしまうリンダだが、父の仕事っぷりを見て思い直したかな。しかし、父に向かってガラスの灰皿を投げたりしてはいけない🤣それでもリンダは友だち思いですね。アンナは助けられなかったけれど、セブランが助かってよかった。
読了日:03月17日 著者:ヘニング・マンケル
トラといっしょに (児童書)トラといっしょに (児童書)
読了日:03月25日 著者:ダイアン・ホフマイアー
長い長いベッドカバー長い長いベッドカバー感想
おばあさんが二人縦に寝れるくらい長いベッドカバーに、昔住んでた家を刺繍する姉妹の話。思い出を語り合える姉妹がいるって、年取ってからは大切。姉妹は、おばあさんになるまで意見が合わなかった様子だが、ベッドカバーに刺繍をすることでは、初めて意見が一致した。性格が両極端なので、できた刺繍の家も全く様相が違う。けれど、お互いの良さを理解して、仲良く過ごせたよう(103歳ぐらいまで)。二人の死後、このベッドカバーは、博物館に飾られたというとこまで描かれていて面白かった。
読了日:03月29日 著者:シルビア フェア
パッチワークだいすきねこパッチワークだいすきねこ感想
パッチワークだいすきねこというタイトルでも、猫がパッチワークをするわけではなかった(笑)寝床にあるパッチワークの小ぶとんが大のお気に入り。それなのに、かあさんは汚れてるからと捨ててしまった!猫は思う。「この人たちには出ていってもらわなくちゃあ」可笑しいね。猫のシマシマちゃんは、小ぶとん探しのたびに出る。ゴミ缶で小ぶとんを見つけるが、ゴミ缶のゴミとともにごみトラックに入れられた😨どんなことがあっても、小ぶとんを離さないシマシマちゃんが可愛い。ネコ好き、パッチワーク好きな方なら、欲しくなる絵本でした。
読了日:03月29日 著者:ウィリアム メイン
とりになった きょうりゅうのはなし 改訂版 (かがくのとも絵本)とりになった きょうりゅうのはなし 改訂版 (かがくのとも絵本)感想
ブロ友さんが、博物館の展示を見に行って書いたブログを拝見して、読みたくなって借りました。鳥類は恐竜の仲間、羽毛のあった恐竜がいた、など古代のはなしであっても、どんどん新しい発見があって面白い。現在の最大の謎は鳴き声らしい。時空を超えて恐竜を語れるようになるかもしれないとあとがきの説明にあった。作者は地元の方なので、読み聞かせで活用したい。
読了日:03月29日 著者:
こどものとも 2014年 03月号 [雑誌] (こどものとも2024年3月号)こどものとも 2014年 03月号 [雑誌] (こどものとも2024年3月号)感想
読むたびに好きになる絵本。見かけは標準と異なっても、そのことをとやかく言われても、自分の大切な人に言われたことを心に留め、まっすぐに生きていこうとするライオンのぬいぐるみは、素敵。
読了日:03月29日 著者:大原 悦子
終止符(ピリオド) (講談社文庫)終止符(ピリオド) (講談社文庫)感想
最後まで犯人はわからなかった。わかって驚いた。いま併読している本でもクスリの売人や、騙されて連れ出されクスリをうたれる少女が登場するが、外国ではそれは珍しくないことなのかと鬱々する。それまで未来に向かってまっさらで生きて来た少女たちが落ちていく様は哀しい。犯人が捕まっても刑事たちにも悲しみが広がる。
読了日:03月31日 著者:ホーカン ネッセル
ブラック&ホワイト (ハーパーBOOKS)ブラック&ホワイト (ハーパーBOOKS)感想
何ということか。こちらも犯人は警察のお偉い人だった😰 カリン・スローターの本は、順番関係なく読んでるので、人間関係が時々?となるが、娯楽的に読んでいるので、良い。最後は良い方向で終わったが、幼い兄弟の話は辛かった。
読了日:03月31日 著者:カリン スローター

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