アンパンマンの遺書

 

アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫)

アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫)

 

外出先で読むため持ち歩いている本です。

なかなか読み終わりませんが

今日読んだページに

偶然宮城まり子さんの名前がありました。

 

 

やなせたかし先生は

戦争を体験され

弟さんを亡くされています。

お父さんが若くして亡くなり

その弟さんと

親戚の家で育てられました。

 

今、コロナウイルスとの戦いは辛いものです。でも、人と人が殺しあう戦争は

その何倍も辛いものでしょう。

 

でも、やなせ先生の文章は明るい。

そして、戦後の登場人物が

すごい。

 

宮城まり子さん、手塚治虫さん、

向田邦子さん、

他にもいまのサンリオの

元になった会社の話とか

面白いです。

その時代は 

貧しくてもキラキラ光る希望や夢が持てた時代的なのでしょう。

 

 

いまの若者たちが、そういう想いのできる

時代が来ますようにと

祈りたくなりました。

 

本の感想は読了後に。