2020年に読んだ本

2020年の読書メーター
読んだ本の数:95
読んだページ数:18137
ナイス数:16638

ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)感想
面白かったけど、怖いわ。家のなかに他人がいるなんて。ケイトも自分で描いた絵がなんか違うと思ったし、家に居るはずない猫が家に居たりしたときに、気がつかなかったのか!?私もケイトと同じく、いつも最悪のことを考えちゃう。だから終わりかたは、リアルでないけど良かったと思う。
読了日:01月03日 著者:ピーター・スワンソン
心の森 (ハートウォームブックス)心の森 (ハートウォームブックス)感想
こどもの感性で読みたかった(ToT)
読了日:01月06日 著者:小手鞠 るい
ダ・ヴィンチ 2018年6月号ダ・ヴィンチ 2018年6月号感想
柚月裕子さんの特集が読みたくて買った本。デビュー作を読んでから読もうと取っておいた。臨床真理を読んだので手に取りました。柚月さん自身が綺麗でびっくりなのと、デビューが40歳と遅いのに、映画やドラマの原作になるような本を何作も書いていることに驚く。「『この一行を書きたい』。私の小説は必ずそこから生まれてきます」とあった。正直、村上春樹氏の小説では「その一行」を感じることはあったが柚月さんの小説では見つけたことがなかった。再読しないと。
読了日:01月09日 著者:
希望の図書館 (ポプラせかいの文学)希望の図書館 (ポプラせかいの文学)感想
子どもにとって、母親はかけがえのないものである。その母親が死に、住み慣れた街から引っ越した主人公のラングストンは絶望していた。子どもでも生きる気力を無くすことはある。そんな彼を救ったのは、彼と同じ名前の作家の書いた詩だった。その名前をつけたいと言った母親はもうこの世にいないが、彼女がつけた名前によってラングストンは救われたのかもしれない。訳者のあとがきにある「『誰にも負けないくらい好き』なものがあると、それを支えに強くなれるのかもしれません」という言葉を、子どもたちに手渡したい。
読了日:01月10日 著者:リサ クライン・ランサム
ちいさな魔女とくろい森ちいさな魔女とくろい森
読了日:01月14日 著者:石井 睦美
ちいさな魔女リトラ (日本傑作絵本シリーズ)ちいさな魔女リトラ (日本傑作絵本シリーズ)
読了日:01月14日 著者:広野 多珂子
むねとんとん (おはなしだいすき)むねとんとん (おはなしだいすき)感想
くまくんと、くまくんのおばあちゃんのやりとりが可愛い。忘れっぽくなったおばあちゃんは、忘れたくないことを胸にしまうために胸をトントンする。くまくんはおばあちゃんが忘れてしまうことに悲しんでいたが、それを受け入れていく。人もそういう気持ちでありたいものです。
読了日:01月14日 著者:さえぐさ ひろこ
まじょのウィニーまじょのウィニー
読了日:01月14日 著者:ヴァレリー・トーマス
ねこのずかん (コドモエのえほん)ねこのずかん (コドモエのえほん)感想
可愛い!サイズが小さくて持ちやすい。絵も丁寧に描かれている。これは、猫のすきなお子さんには、喜ばれそう。
読了日:01月14日 著者:大森 裕子
桃太郎は盗人なのか?―「桃太郎」から考える鬼の正体桃太郎は盗人なのか?―「桃太郎」から考える鬼の正体感想
TVに著者のよつばちゃんが出ていて、興味を持ったので借りました。私も昔話を読み比べるのが好きで、昨年は一寸法師と浦島太郎を読んだが、どちらも10冊位しか読まなかったな。よつばちゃんは200冊も読んだらしい(°Д°)すごい!でも、こういうのって楽しいんだよね。個人的にはP.130の鬼の写真見て欲しい。どうしても古田新太さんにしか見えないよ(*≧∀≦*)
読了日:01月17日 著者:倉持 よつば
願いごとの樹願いごとの樹感想
はじめはとっつきにくかったが、途中から引き込まれた。ラストは泣きそうになり困った(外出先でした) もしかしたらこんなこともあるのかも。とても静かな、良書でした。
読了日:01月21日 著者:キャサリン アップルゲイト
グリムの森へ (小学館文庫 た 29-1)グリムの森へ (小学館文庫 た 29-1)感想
これは、大人のためのグリム。著名な作家が再話しているが、そのあとにエッセイとして歴史的な背景や、グリム兄弟の仕事を支えた女性の話、文庫解説として女性の語り部についてまとめられている。手軽に買える値段だが情報満載。松本侑子さんの再話が面白かったのと、はじめてよんだつぐみひげの王様が良かった。
読了日:01月21日 著者:高村 薫,阿川 佐和子,大庭 みな子,津島 佑子,松本 侑子
島ひきおに (絵本・日本むかし話)島ひきおに (絵本・日本むかし話)感想
二月の読み聞かせに向けて。9分20秒。方言が、ちゃんと読めるようになるまで練習しないとダメ。ここに出てくる鬼は、人と仲良くしたい。
読了日:01月23日 著者:山下 明生
許されざる者 (創元推理文庫)許されざる者 (創元推理文庫)感想
私くらいの年齢だ、主人公の体調に共感してしまう。悪くならないで、と願いながら読む。歳の離れた付添人二人の登場で、物語に面白みが加わる。事件はとても悲惨なものだし、救いはないのだが、読めてよかったと思う。
読了日:01月24日 著者:レイフ・GW・ペーション
罪と祈り罪と祈り感想
犯罪に走る気持ちに共感できず。犯罪を子ども絡みではないものにしてくれてたら、もう少し入り込めたかな。続編ありそう。
読了日:02月02日 著者:貫井 徳郎
なまえのないねこなまえのないねこ感想
みなさんのレビューを見てから、コープで買いました。画がとてもいいですね。ストーリーも、おちが効いてます。小学生は猫の絵本が好きな子が多いので、読み聞かせに使おうと思いました。オッドアイの猫ちゃん、可愛い♪
読了日:02月04日 著者:竹下文子
基礎シリース゛  ソーイング (Heart Warming Life Series)基礎シリース゛  ソーイング (Heart Warming Life Series)感想
フリマサイトでなんとなく買ったのだが、とても役に立った。こういうのは出版されて年数が経っても、内容は古くならないので良い。
読了日:02月09日 著者:クライ・ムキ
種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし感想
人生、好きなように生きれたらそれが一番。私、土が苦手なのでその部分は共感できず。でもチクチクは好き。(土が苦手と言っても兼業農家に嫁いだので、なんだかんだ少しは触れています)
読了日:02月15日 著者:早川 ユミ
茨木のり子 自分の感受性くらい (別冊太陽 日本のこころ)茨木のり子 自分の感受性くらい (別冊太陽 日本のこころ)感想
2/17は、茨木さんの命日だったようです。本書は彼女の生い立ち、書き残された詩、写真、親族や友人からの聞き取り、貴重な一冊です。値段は結構しますが、詩にそえられた写真がとても素敵です。バイブルのような一冊です。ぜひ手元に置きたい。彼女の詩にあるのは、嘘のない言葉だから好き。
読了日:02月19日 著者:
終着駅 (角川文庫)終着駅 (角川文庫)
読了日:02月28日 著者:森村 誠一
おおゆき (ひまわりえほんシリーズ)おおゆき (ひまわりえほんシリーズ)感想
困っている人を助ける。助けるほうは、自分の蓄えを減らし、自分のエネルギーを使い、でも報酬はない。今の世の中で、どのくらいの人が助けることのできる人なんだろう。新型ウイルスに感染してるかもしれない人を、バイ菌扱いする国民性。もう、この絵本の世界は夢物語なのかもしれない。
読了日:03月03日 著者:最上 一平
たぬきの花よめ道中 (えほんのぼうけん)たぬきの花よめ道中 (えほんのぼうけん)感想
大都会のど真ん中がヘンピ?たぬきにしたら、大都会はへき地なのかな?その文が腑に落ちない。画はいいよね。さすがに。遠目もきくし、隅から隅まで楽しめる。
読了日:03月03日 著者:最上一平
いまむかしえほん (10) ききみみずきんいまむかしえほん (10) ききみみずきん感想
降矢ななさんの絵本を読みたくて借りました。岩崎書店のいまむかしえほんシリーズの一冊。タイトルに葉っぱがついてる!やはり画がいい。中古で状態の良いものが手に入ったら買いたいな。
読了日:03月14日 著者:広松 由希子
ヒヨドリのピピのおはなしヒヨドリのピピのおはなし
読了日:03月14日 著者:松野 正子
いまむかしえほん (1) かさじぞういまむかしえほん (1) かさじぞう感想
広松由希子さんのいまむかしえほんシリーズで、絵が好みのものを揃えようかと中古で買った一冊。松成真理子さんの絵が素朴なおはなしにぴったり。新型ウイルスが落ち着いて読み聞かせができるようになったら、小学校で読もうと思います。
読了日:03月19日 著者:広松 由希子
罪の轍罪の轍感想
すごく良かった。同じ時期に「罪と祈り」も予約していて、題名が似てるので混同していたが、奥田さんの小説には引き込まれた。私が生まれた頃の時代設定であり、あーこういう時代だったなと思う部分もあり。貧しい暮らしで、母親からも愛されず、継父からは酷い仕打ちをされた少年の生い立ち、脳のしょう害からか少し考えの及ばないところは、高村薫さんの小説に出てきた青年を思い出した。こういう人にはつい、感情移入してしてしまう。 これは映像化されたらいいなぁ。落合刑事役は萩原聖人で。
読了日:03月30日 著者:奥田 英朗
悼む人悼む人感想
再読。たぶん前回は途中で挫折した本です。天童さんの本は、読んでいて辛くなるものがある。今回は最後まで読めた。静人の母親に年齢が近いので、そちらに感情移入した。亡くなる前の身体の変化がリアルっぽくて(死んだことないから正解は不明)胸に迫ってきた。静人の行ないについては、受け入れられないがそういう人がいても、いい。
読了日:03月31日 著者:天童 荒太
カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
読了日:04月20日 著者:アンソニー・ホロヴィッツ
書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫)書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫)感想
時間がかかったけど面白かったです。ハムレット頑張りましたね!
読了日:04月28日 著者:アリ・ブランドン
東京ホロウアウト東京ホロウアウト感想
運送会社や宅配の仕事をしていたので、ドライバーの知り合いが多い。時間に追われながらも、緊急時には即座に対応できる柔軟な人が多い職種だ。そんなドライバーに焦点をあてている話と聞いて、興味があり買ってみた。題材はよいと思う。ただ、うまくいきすぎの感もある。もったいない。でもこの作品によって、こうしたドライバーの一分一秒を削り出す努力が、今の物流を支えていると多くの人が知ってくれたら、コロナによる中傷も減るのではないか。
読了日:04月29日 著者:福田 和代
涼子点景1964涼子点景1964感想
久々に、日本の新しい作家さんを読みました。章ごとに視点が変わるのでどんどん読まないと忘れちゃう。時代背景が興味深かった。オリンピックって負の部分がなかなか見えてこないので、1964年の当時のことをもっと知りたいと思った。
読了日:05月04日 著者:森谷 明子
はぐ (幼児絵本シリーズ)はぐ (幼児絵本シリーズ)感想
ハグのできる時代は、いつくるのか?常識が、簡単に変わる。ふれあいの持つ力を、子どもたちに伝えること。学校でさえ距離を取るように指導される。こどものこころのケアが必要ですね。
読了日:05月20日 著者:佐々木 マキ
うりひめ と あまんじゃく (こどものとも絵本)うりひめ と あまんじゃく (こどものとも絵本)感想
絵もストーリーも無難。あまんじゃくが懲らしめられるようすは、描かれていない。
読了日:05月24日 著者:
フランダースの犬(小学館世界の名作 11)フランダースの犬(小学館世界の名作 11)
読了日:05月25日 著者:ウィーダ
いまむかしえほん (6) さるかにいまむかしえほん (6) さるかに感想
及川さんの絵を期待しすぎた。
読了日:05月30日 著者:広松 由希子
さるかに (ものがたり絵本3)さるかに (ものがたり絵本3)感想
安定感抜群。背景の白が効いている。切り紙を張りつけてできた絵ということだが、さすがに素晴らしい。この話ではカニは死ぬので子どもに与えるのに躊躇する人もいるであろう。私は人それぞれでいいと思う。ただ、昔話は話を変えずに伝えるべき、そしてあまり大きくならないうちに読んであげることがいいと思っている。
読了日:05月30日 著者:松谷 みよ子
のぼれ!ケーブルカーのぼれ!ケーブルカー感想
フリマサイトで。珍しい開きかたで、本を横にして前にページをめくる。ケーブルカーに乗ることはほとんどない場所に住んでいるので、読み聞かせでも使えるかな。
読了日:05月30日 著者:石橋 真樹子
ちいさなかがくのとも ふぶきが やんだらちいさなかがくのとも ふぶきが やんだら感想
フリマサイトで。絵が好み。この著者の「じっと じっと」という絵本も持っていた。ふぶきのあいだ、森の動物や鳥たちはじっと我慢している。その様子が描かれている。
読了日:05月30日 著者:あかし のぶこ
ちいさなかがくのとも 2012年 09月号 [雑誌]ちいさなかがくのとも 2012年 09月号 [雑誌]感想
片山健好きで、絵本を集めている。やっぱりいいのだ。文は伊藤比呂美さん。小さいときから、良いものを。 たぬき、まだ私のすむ地域には生息している。みたことはない。
読了日:05月30日 著者:
ちいさなかがくのとも 2018年 01 月号 [雑誌]ちいさなかがくのとも 2018年 01 月号 [雑誌]
読了日:05月30日 著者:
雨に消えた向日葵雨に消えた向日葵感想
面白かったんだけど幾つかの謎が。犯人はなんで交換日記を電車に忘れた?ランドセルを捨てる必要がありますか? うーーーーーん。どこか読み落としてるのか…
読了日:06月07日 著者:吉川 英梨
【ビジネス書大賞2020 大賞受賞作】FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣【ビジネス書大賞2020 大賞受賞作】FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣感想
著者がすでに亡くなっていることに驚くが、意思を継いだご家族によって出版されて良かった。これは確かに伝えてもらう必要のあることだから。私も甥に贈ることにした。今はまだ読めなくてもいつか読めるときが来るだろう。
読了日:06月09日 著者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
いつもの大人服 (Heat Warming Life Series)いつもの大人服 (Heat Warming Life Series)感想
辛口ですみません。他のハンドメイドの本と比べて、どこかが惜しい。カラーの作りかたのページは、色のせいで見にくい。作りたいと思える本ではなかった。
読了日:06月11日 著者:hane...by deco 吉川秀子
書店猫ハムレットのお散歩 (創元推理文庫)書店猫ハムレットのお散歩 (創元推理文庫)感想
今回も面白く読ませていただきました。特に空手とか日本人にはウケるよね。あと、ローマ(犬)の存在。ロバートの気持ちが手に取るようにわかるし、最後はハッピーエンドだけどそこに至るまでの過程も文句なし。おすすめです。
読了日:06月13日 著者:アリ・ブランドン
希望が死んだ夜に希望が死んだ夜に感想
大人になって結婚して子どもを産んでみると自分の死が恐ろしいんだけど、高校生くらいまでは死ぬことに恐怖をもってなかったんだよね。だから、ひとつ間違えば自分も死んでいたと思う。今、貧困にやっと注目がいくようになったが私が育った昭和の時代も貧困はあったよ。電車代払えないから市内の高校に行ってって親に言われたし、お昼代毎日小銭をもらって購買のパンで済ませてたし…私が生きている理由は、希望が死んだ夜にそばにいてくれる知らない大人がいたから。親なんてあてにならないもの。親切な大人がいたらこの子たちも救えたのかな。
読了日:06月17日 著者:天祢 涼
のら猫のかみさま (5つの風の絵ものがたり)のら猫のかみさま (5つの風の絵ものがたり)感想
表紙の猫の目がいいね。野良として生きる猫の目。神さまとかのくだりは、ちょっと面倒だけど、犬が他の生き物を気づかうことはあるのかもしれない。
読了日:06月21日 著者:くすのき しげのり
何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)感想
ずっと積んでいたんだけど、読める気がして手に取ったら読めた。中村さんの本は、読み手の体力を奪うからいつでも誰でも読める本じゃない。だから読めて良かった。又吉の解説もいい。死刑について自分はなにも知らなかったんだな、と思い知らされた。
読了日:06月22日 著者:中村 文則
ほどなく、お別れですほどなく、お別れです感想
タイトルはいいが、リアル感がなくても机上の物語で終わっている。
読了日:06月22日 著者:長月 天音
罪びとの手罪びとの手
読了日:06月29日 著者:天祢 涼
世界の民族衣装世界の民族衣装感想
韓国ドラマの影響で、韓国の民族衣装が気になり借りてみた。ベトナムアオザイも可愛い。ヨーロッパの国々にも民族衣装があることは知らなかった。どの国も風土に合わせて作られているのだろう。マスクのように顔を隠す布もあるようで面白い。絵も可愛いが写真でみたい。この本は読み聞かせのときにブックトークで使えそうです。
読了日:07月22日 著者:
ぴょんぴょんぱんのかばんです (新日本出版社の絵本 ふれあいシリーズ 2)ぴょんぴょんぱんのかばんです (新日本出版社の絵本 ふれあいシリーズ 2)感想
柿本幸三さんの絵が好きで、以前から読みたかった絵本。手芸好きにはたまらない。ぴょんぴょんぱんが象のためにこしらえたポシェットをつくったらこうかな?というのを、ハンドメイドの本で見かけたことがあります。
読了日:07月22日 著者:香山 美子
おひさまとおつきさまのしたでおひさまとおつきさまのしたで感想
マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本で、日本人の方が絵を描いているものがあると知らなかった。それも黒井健さんだった。祈りの言葉のようで、日本人はどうとらえるだろう。まだまだほんとうに小さいお子さんに読むのがいいかと思われます。私は好きです。
読了日:07月22日 著者:マーガレット ワイズ・ブラウン
カッコウの微笑みカッコウの微笑み
読了日:07月27日 著者:福田 和代
書店猫ハムレットの休日 (創元推理文庫)書店猫ハムレットの休日 (創元推理文庫)
読了日:07月27日 著者:アリ・ブランドン
誰もボクを見ていない: なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか誰もボクを見ていない: なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか感想
長澤まさみ主演映画のもとになった事件が知りたくて読みました。半分までは読むのが非常に辛くて、途中で読むのをやめようと思いました。何故辛かったのかと言えば、犯罪を犯した子どもの生育状況が酷かったから。母親は、普通の家庭で育ったそうだが明らかに精神疾患を抱えていると思われる。日本以外の国なら、貧困で食べていくために息子をこきつかうことはあるだろう。虐待も。しかし、この母親は息子を所有したい気持ちがあるのに、息子の気持ちはなにひとつ考えていない。それでも息子は母親から見捨てられる恐怖から言うことを聞いてしまう。
読了日:08月04日 著者:山寺 香
ライオンのおやつライオンのおやつ感想
皆さんの感想が良かったので、図書館に予約していたのがようやく回ってきた。あまのじゃくなのでこういう話は絵空事に思えてしまいます。恵まれた最期を迎えられる人は少ない。。命をろうそくに例えた言葉は良かった。
読了日:08月12日 著者:小川糸
クライマーズ・ハイ (文春文庫)クライマーズ・ハイ (文春文庫)感想
日航機墜落という実際におきた惨事を目の当たりにした新聞記者の仕事ぶり、友人と登るはずだった衝立岩、家族のことなど盛りだくさんだった。35年を迎えるこの時期に読めてよかった。私たちはニュースで流れてくる情報は知っていても、その現場の悲惨さはなにもわかっていなかったんだと思いました。山中で救助活動をされた方々のご苦労に頭が下がります。生存者がいたことは大きな希望だったことでしょう。亡くなられた乗客の遺書は本当にあったと覚えています。やはりこの事故は語り継いで行くものだと思いました。
読了日:08月14日 著者:横山 秀夫
NHK 100分 de 名著 ミヒャエル・エンデ『モモ』 2020年 8月 [雑誌] (NHKテキスト)NHK 100分 de 名著 ミヒャエル・エンデ『モモ』 2020年 8月 [雑誌] (NHKテキスト)感想
何回も読んだ本なのに「星の時間」ってところが記憶にない。でもいい言葉ですね。そういう時間は確かにあります。ベッポの掃除の時の言葉は、私のなかにすみついています。先が見えないときはいつも「この一掃き一掃きを丁寧に」と思いながら生活しています。河合俊雄さんがお父様に似てないのに驚きました(失礼)でも臨床心理学者になられているということはお父様を尊敬されていらっしゃるんでしょうね(脱線してすみません)河合隼雄さんが偉大なだけにどうしても浮かんできてしまいます。この本は値段は安いけど凄いテキストです。おすすめです
読了日:08月31日 著者:
猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)感想
戦争での経験は、語るにも辛すぎて、家族にさえ語られないことが多い。春樹さんのお父様が、選び伝えた出来事はかなり衝撃的なことである。春樹さんは、語り伝えられるべきことだったのだろうと冷静に書かれているが。 猫についての記事も、愛情を感じられることではなく、反対に見捨てる場面が心に残っていたらしい。親とは愛情を注いでくれるものと子どもは思っているので、これらの出来事は、仕方なかったとしても春樹少年のまだ柔らかい心に傷をつけたことだろう。どちらにしても、春樹さんがこの世に存在してくれて良かった。
読了日:09月02日 著者:村上 春樹
オリンピックの身代金オリンピックの身代金感想
ドラマを見ていたので内容は大体把握していたが、松山ケンイチ以外の登場人物は忘れています。ですので島崎国男は松山ケンイチでイメージしてしまいました。国というものは民衆のことは二の次なんだと改めて思います。現在の新型コロナウイルス対策も似たようなものです。日本人の特性か、おかしいと思っても声をあげることはなく国の対策に身を任せてしまいます。戦争もオリンピックもウイルス対策も、いつのまにかこんなことになってしまったと嘆くんでしょう。島崎国男のように、自分の身を棄てて国や世の中に自分の考えを訴える人間になれたらな
読了日:09月05日 著者:奥田 英朗
カーネーション (くもんの児童文学)カーネーション (くもんの児童文学)感想
表紙が酒井駒子さんなので借りました。内容はとても良かったです。でも題名の意味がわからない…
読了日:09月09日 著者:いとう みく
ゴインキョとチーズどろぼう―チュウチュウ通り1番地 (チュウチュウ通りのゆかいななかまたち)ゴインキョとチーズどろぼう―チュウチュウ通り1番地 (チュウチュウ通りのゆかいななかまたち)感想
たしろちさとさんの絵をみる。シリーズものなので、はじめの二冊まで借りてみた。小さい本だけど、字が多いので読み聞かせるなら幼稚園児くらいからかな。原文はわからないが訳がしゃれてるね。ゴインキョさんは、チーズをたくさん持っていて見るのが楽しみだけど、お客さんに振る舞うのも好き。欲張りじゃないからピンチのときにみんなが助けてくれた。シリーズ全巻読みたいな。
読了日:09月11日 著者:エミリー ロッダ
クツカタッポと三つのねがいごと―チュウチュウ通り2番地 (チュウチュウ通りのゆかいななかまたち)クツカタッポと三つのねがいごと―チュウチュウ通り2番地 (チュウチュウ通りのゆかいななかまたち)感想
たしろちさとさんの絵をみる。やっぱり可愛い絵じゃないけど好き。クツカタッポってカタカナだとわかんなかったけど、靴かたっぽってことでした。幸せなネズミの話。
読了日:09月11日 著者:エミリー ロッダ
はなびのひはなびのひ感想
たしろちさとさんの本を読む。画は可愛いというのではないんだけど、なんか惹かれる。動物が浴衣を着てるのが可笑しい。おかっぴきとか、てならいって普通に読み聞かせても子どもたちはわからないよね。解説が必要かな。今年は花火大会を見に行けないし、お子さんがいたら自宅で読んであげるのがいいかなと思います。
読了日:09月11日 著者:たしろ ちさと
使い勝手のよい いつものバッグ (Heart Warming Life Series)使い勝手のよい いつものバッグ (Heart Warming Life Series)感想
再読。何回見ても、型紙や作り方がわかりにくい!デザインは目を惹くんですが、実際に作ろうとするとほんとお手上げ。苦労して作っても、意外に使いにくい。
読了日:09月13日 著者:もりのがっこう 後藤麻美
ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)感想
予約して半年くらい待たされました。タイトルが上手いですね。日本は教育に対して予算をとらないので著者の願う政策がとられることはないと思います。再犯を犯さないようにどうしたらいいのか。先日の福岡通り魔殺人も、少年院から出所後2日でおこした事件と聞き驚きました。理解力のない犯罪者に、色々なことを教育する難しさをはじめて知りました。家庭で早いうちから子どもの劣っている部分に気がつければ、親のできる範囲で矯正することも可能ですが、家庭が機能していない場合子どもは放置されますので悪循環です。学校には求められません。
読了日:09月16日 著者:宮口幸治
かんたんで着心地のよい ワンピース&チュニック (Boutique books)かんたんで着心地のよい ワンピース&チュニック (Boutique books)感想
まだ一着も作っていないが、作りたいと思えるデザインが多い。パッと見、あまりお洒落な表紙でないのが残念。デザイナーさんの本じゃないから、そこに力をいれてない。でも多くの本を出している会社だけに作り方のページは見やすい。
読了日:09月25日 著者:
人生100年時代の養生訓——長寿がもたらす難問を解く (亜紀書房・オールドエイジシリーズ)人生100年時代の養生訓——長寿がもたらす難問を解く (亜紀書房・オールドエイジシリーズ)感想
面白い本を見つけた。これは買うべきと書店に電話したらお店にありました。私が生まれた頃は寿命は50歳位だったらしく、医療技術の進歩で100歳近くまでのびた。でも、死ぬその時まで健康でいられる人は少なく、亡くなる10年ぐらい前から何らかの不調が出るらしい。食べられない。歩けない。ボケる。まるで今のうちの犬のよう。ご飯を食べるのもパワーがいることを知った。疲れすぎてはご飯も食べられないのだ。筋肉を減らさず、栄養不足に陥らないことが鍵です。
読了日:09月30日 著者:秋山 和宏
生きる (日本傑作絵本シリーズ)生きる (日本傑作絵本シリーズ)感想
生協で少しお安く販売していたので、ようやく購入。この絵本を中古で探していましたがなかなが出なかったので。 大人でも手元に置きたい魅力のある絵本です。詩は、半分暗記しているくらいよく読んでいた詩ですが、絵がつくとまた素敵。今は学校の読み聞かせがコロナのためにおやすみなので、犬に読んでいます。他人が見たら危ないオバサンでしかない(^^;)
読了日:10月08日 著者:谷川 俊太郎
告解告解感想
雨の日は自分も運転しにくいと感じる。夜であればなおさら。お酒を飲んでいたら私は運転しないのでそこが主人公とは違うが、いつ自分が事故の当事者になるかわからない。主人公はこれからという年齢で事故をおこしてしまい、救いがないように感じた。 被害者の夫が主人公にいだいた感情がイマイチ理解できず。 ただただ事故をおこしたら人生はおしまいだという思いが残った。
読了日:10月11日 著者:薬丸岳
夜がどれほど暗くても夜がどれほど暗くても感想
主人公の息子が事件をおこして亡くなるところから始まるなんて、衝撃的。すでに亡くなっていては、本当に犯人なのかなんてわからない。でも、そこから父親が執念を燃やしてなんとか真実にたどり着く物語。信じることの大切さは、心に残った。
読了日:10月17日 著者:中山七里
復讐屋成海慶介の事件簿復讐屋成海慶介の事件簿感想
表紙の感じからあまり期待せずに読み始めたが、今まで読んだ原田さんの著書のなかでは一番良かった。 装丁、もう少し考えたらよかったのに。 テレビドラマにしたら面白いだろうな。 配役は、成海慶介役は上川隆也さんで!神戸美菜代役は誰だろう?
読了日:10月25日 著者:原田 ひ香
虫たちの家虫たちの家感想
虫は苦手なのですが、原田さんの著書なので読んでみました。ちょっと奇抜な境遇におかれた女性たちの話で、身近な話題ではないのに引き込まれて2日で読了。別の時空の話もテントウムシさんの話と思いきや、実は違った。 私がその家に行ったらなんて呼ばれたいかな。まあそんな家に行くような事情はないけどね。ネット社会では、一度顔や情報を晒されると逃げ場がないというのが怖いことですね。
読了日:10月29日 著者:原田 ひ香
訣別(上) (講談社文庫)訣別(上) (講談社文庫)感想
ほんとに、この後どうなるの?というところで下巻へ。
読了日:10月30日 著者:マイクル・コナリー
最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)感想
今まで読んだことのない医療の物語でした。私は桐子先生の考え方に同意していますので、こういう医者がいてもいいのになと思います。現実的には、ここまで口が悪くては雇う病院もないでしょうけど。やはり、なにも知らない患者と医者の間には、とても深い溝があるのですね。それにしても、未来のある若者が亡くなる話はつらいわ。
読了日:10月31日 著者:二宮敦人
ねぇ、ママ (A.L.C. DX)ねぇ、ママ (A.L.C. DX)感想
池辺さんの画は独特で繕い裁つ人の時はとまどったけど、最近は好きになった。この漫画おすすめです。短編なんだけどどれもいい。子どもがみんな幸せになれますように☆
読了日:11月06日 著者:池辺葵
光の正体 (月刊たくさんのふしぎ2020年10月号)光の正体 (月刊たくさんのふしぎ2020年10月号)感想
かがくのともは知っていたけど、たくさんのふしぎっていうシリーズは知らなかった。小学生用らしいが大人が読んでも十分面白いです。知らないことばかりで、学校でほんとに何も学ばなかったと反省。
読了日:11月08日 著者:江馬 一弘
最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上) (TO文庫)最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上) (TO文庫)感想
不勉強でわからないのだが、昔は不治の病といわれた病気でも今は投薬治療でコントロールできるようになっているのかな。病気になったとき、それが根治できないような場合の気の持ち方。先が気になるわ。早速予約。
読了日:11月13日 著者:二宮敦人
かわいい大人服―お気に入りの布とミシンで作る (私のカントリー別冊)かわいい大人服―お気に入りの布とミシンで作る (私のカントリー別冊)感想
前から気になってたハンドメイド本。好みです。刺繍は出来ないので省いても、形が可愛い。用尺もあまり要らないのが、いい!表紙のスカート作ろう。上になにか羽織れば中高年でも行けるだろうっていうか、お腹が出てきたからスカートが良いのです(笑)
読了日:11月17日 著者:野木 陽子
訣別(下) (講談社文庫)訣別(下) (講談社文庫)感想
マイクル・コナリー初読みの作品でした。スピーディーで面白いですね。ボッシュさんを相当高齢と思い、読み始めましたが娘さんの年齢から考えるとそこまでの年齢ではないのかな。
読了日:11月19日 著者:マイクル・コナリー
最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下) (TO文庫)最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下) (TO文庫)感想
すごく良かった。いろんな繋がりがあって、同じ出来事でも母親、こども、父親がその時にどう感じたかを伝えているところがすごいな。私もアレルギーがあるので桐子先生の幼少時の話しには共感できた。そして顔に腫瘍が出来たハムスターの部分は辛くて泣けた。
読了日:11月25日 著者:二宮敦人
ねぇ、ママ (A.L.C. DX)ねぇ、ママ (A.L.C. DX)感想
娘にあげる前に再読。何度読んでも、同じところで涙が出てくる。P97「お前はなんていとしい子だ」P173「あの子の人生を私たちがかわりに生きてやることはできないんだから」
読了日:11月26日 著者:池辺葵
雲を紡ぐ (文春e-book)雲を紡ぐ (文春e-book)感想
ホームスパンという言葉をこの本ではじめて知りました。手芸は好きなので、とても興味深く読むことが出来ました。自分が読んできた本や絵本の題名が出てくると嬉しくて、頭の中で絵を想像しながら読むのも楽しかったです。それでも、主人公の家庭が殺伐としていて、はじめは読むのが辛かってのです。祖父の家に逃れてからは主人公にも少し心が安定してきたのに、祖父の具合が悪くなり、どうなっちゃうの?とハラハラしながら読み進めました。最後の方は「糸」(中島みゆきさんの名曲)が頭の中で流れていました。とても良い作品ですね。
読了日:12月02日 著者:伊吹 有喜
書店猫ハムレットのうたた寝 (創元推理文庫)書店猫ハムレットのうたた寝 (創元推理文庫)感想
なんか題名がピンと来ない。だってハムレットは、大活躍だったですから!シリーズも残り1巻なんて、寂しいわ。ダーラには幸せになって貰いたいのに、リースの考えてることがわからない。
読了日:12月03日 著者:アリ・ブランドン
町田くんの世界 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)町田くんの世界 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)感想
本の片付けをしていて、手にとって処分するか悩んで、読んでみて続きが気になり、今回は処分しないことに。見かけでは、頭がよさそうなのにテストの点数がヒドイわ。でも、人が好きで人からも好かれる町田くん。読むと元気もらえる☺️
読了日:12月08日 著者:安藤ゆき
わたし、お月さまわたし、お月さま感想
内容はとてもいいなぁと思いました。絵も刀根さんなので素敵ですが、右のページと左のページの絵に繋がりがないと、その世界観が壊れる感じがして落ち着かなかった。
読了日:12月09日 著者:青山 七恵,刀根 里衣
メタモルフォーゼの縁側(1) (カドカワデジタルコミックス)メタモルフォーゼの縁側(1) (カドカワデジタルコミックス)感想
中古で買ったのに、読むの忘れてた本。みんなの感想を読むとほのぼのしてよかったっていうのが多いように思うけど、私は年齢のせいか雪さんの気持ちがわかるので、切実。カボチャが切れなくて包丁を刺したままにして、他の用事をしちゃうとことか、次回作の発売のときにまだ生きているかしらと計算しちゃうとことか、ツボだった(*^^*)やっぱり若い人と同じ趣味ができて、交友できたら楽しいだろうな。続編読まないと!
読了日:12月14日 著者:鶴谷 香央理
本バスめぐりん。本バスめぐりん。感想
定期的に、本をバスにたくさん乗せて特定の地域にやってくる移動図書館。その運転手になったテルさんと図書館司書のウメちゃんのお話です。 私も実際の移動図書館のお世話になった時期がありましたし、知っている書名が出てくると、何となく嬉しくなって読み進めました。 テルさんは年齢的にも落ち着いているので、ウメちゃんの良いブレーキ役になっています。 いくつかの謎ときもあり、楽しく読ませて頂きました。 装丁も素敵です。青い本が鳥になっていろんな人の元に飛んでいく。本全体を楽しんで欲しいという想いに溢れています。
読了日:12月22日 著者:大崎 梢
町田くんの世界 2 (マーガレットコミックス)町田くんの世界 2 (マーガレットコミックス)感想
怪我して落ち込んだので、町田くんに元気をもらいました!憐れみって言葉、わたしも、好きじゃない。愛おしいって、素敵な言葉だよね。お母さんが産気づいたって知って、早引きしちゃう町田くんはいい息子だ(*^^*)
読了日:12月25日 著者:安藤 ゆき
たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)感想
筆者が弁護士だったということで法廷での場面はとても難しい言葉が多かった。最愛の妻を亡くした夫の気持ちが丁寧に書かれているところには共感できた。前作ほどの感動はなかったが(ベンを殺さないで罪を償わせたかった)それぞれの立場で、揺れ動く人々の心理を読むのはとても面白かった。
読了日:12月27日 著者:アレン・エスケンス
愛蔵版 クリスマス・キャロル愛蔵版 クリスマス・キャロル感想
今年発売された入江杏さんが編著された「悲しみとともにどう生きるか」のなかで、若松英輔さんという方が講演された原稿にクリスマスキャロルの一節がいくつか紹介されていました。今まで何度も読んでいますが、気にもとめないでいたその文に魅力を感じ、脇明子さん訳で読み直しました。
読了日:12月27日 著者:チャールズ・ディケンズ
ワニの町へ来たスパイ (創元推理文庫)ワニの町へ来たスパイ (創元推理文庫)感想
ちょっと痛そうな場面や、バイユーには閉口したけど、面白かった。 やっぱり女性は強くなくっちゃ(^.^)
読了日:12月29日 著者:ジャナ・デリオン
世界の児童文学をめぐる旅世界の児童文学をめぐる旅感想
旅行もできない日々ですので、有名な児童文学に登場する場所を写真で見られるとなれば読まないわけにはいきません。岩波少年文庫の本が多数を占めています。私は残念ながら読んだ本が少ないので、頭のなかで写真の場面が「あ!ここね」と一致したのがハイジだけでした😓 多数の作品が紹介されていますので、限られたページ内では紹介できないことも多かったと思い、そこが残念です。それでも、かなり昔の建物や風景が残っているイギリスには憧れます。日本ってそういうところが残念ですね。巻末に松岡享子さんの解説もついています。
読了日:12月30日 著者:池田 正孝
町田くんの世界 3 (マーガレットコミックス)町田くんの世界 3 (マーガレットコミックス)感想
世界は悪意に満ちている、ほんと最近そう思うことが多い。あー、続きが気になるけど、手元にこの先の買いおきがない😭😭
読了日:12月30日 著者:安藤 ゆき
悲しみとともにどう生きるか (集英社新書)悲しみとともにどう生きるか (集英社新書)感想
家族や友人の死を経験すると、悲しみから立ち直れないと感じることがある。(それはペットも同じ)生きている限り、この苦しみや悲しみからは誰も逃れられないものであるからこそ、そのときにどうしたら良いかという言葉を求めてしまうのかもしれない。この本は、世田谷事件の被害者となった宮澤泰子さんの妹さんである入江杏さんが立ち上げた「ミシュカの森」(悲しみについて思いを馳せる会)での六人の講演や寄稿を収録した本。 個人的には平野啓一郎さんの章を期待していた。もちろんこちらも読み応えがあったが若松英輔さんの講演も良かった。
読了日:12月31日 著者:柳田 邦男,若松 英輔,星野 智幸,東畑 開人,平野 啓一郎,島薗 進,入江 杏

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