アンパンマン

最近、ネットのなかで

アンパンチ論争なるものを見かけ、

これは一体どんな論争なのか?

と少しググってみました。

 

アンパンマンのテレビ番組のなかで

アンパンチをするところを子どもに見せると

影響されて子どもが暴力的になる?という

趣旨の論争でいいのでしょうか?

 

これを見たときに、

昔話の残酷なシーンを

子どもには見せたくないから

違う話にかえてしまうといった

ことを思い浮かべました。

 

昔話には、無駄に残酷なシーンがあるわけではなく、

その場面も含めて一つの物語になるので

そのシーンだけかえるのは

私はいかがなものかと感じています。

 

それと同様、アンパンチにも

意味があるから

お話に登場するわけですよね。

アンパンマン

武器は持ちません。

アンパンチをすれば、アンパンマンの手も痛いわけです。

 

正義を行うには、自分も痛みを引き受ける覚悟がなくてはできないという意味のことを

作者のやなせたかしさんは

何かの本でおっしゃっていた記憶があります。

 

私は、絵本のアンパンマンが好きで

たまに読み聞かせで使いますので

自宅で蔵書しております。

 

それいけ!アンパンマン (フレーベルのえほん (9))

それいけ!アンパンマン (フレーベルのえほん (9))

 

 

アニメのアンパンマンとは

絵が違うのですが

ひもじい人や子どもに

自分の顔をわけてあげる

アンパンマン

アニメのアンパンマンと同じく

心の優しい主人公です。

 

アンパンチ論争をしている人には

作者の遺したものをきちんと読んでもらいたいですね。

 

https://news.ameba.jp/entry/20190825-121/