2018年に読んだ本

2018年の読書メーター
読んだ本の数:80
読んだページ数:15452
ナイス数:10775

満天のゴール満天のゴール感想
主人公もその息子も、好きなキャラじゃなかったので読むのがつらかったが最後まで読みました。 自分の高齢の親が骨折して手術を控えてるのに、そこから離れようとする思考に共感できず。息子も生意気すぎ。こんな子ども今時いますか? このキャラ設定でなければいい話だったのになぁ。
読了日:01月02日 著者:藤岡 陽子
裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)感想
著者の誠意が伝わる本だった。興味本意での取材ではなく、当事者の目線になって考え、取材し、書き上げたんだと思う。幼いけれど、必死に生きる少女たち。いま、現在も同じような環境におかれている子どもたちがいるんだと思う。民間のシェルターのようなものが必要なのではないか。
読了日:01月13日 著者:上間陽子
きんのおの (創作おとぎばなし)きんのおの (創作おとぎばなし)感想
二俣英五郎さんの画が見たくなり、借りてきた。4話の創作おとぎばなし。普段読みなれている結末とは異なるので、「え?」となります。またそれも、愉しい。版画ということですが、動物の表情がとても可愛い!
読了日:01月18日 著者:二俣 英五郎
愛犬幸福論愛犬幸福論感想
こんなにも犬を愛する作家さんが多いことに驚き、嬉しくなりました。雑誌に載ったエッセイをまとめたものらしく、出版時に、すでに亡くなられている方が何人もいらして悲しくなりました。そしてそれよりショッキングだったのは、あるかたは犬を食してしまったと書いてあったこと★
読了日:01月19日 著者:
裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~ (講談社+α文庫)裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~ (講談社+α文庫)感想
この人は、私がいままで出会ったことのない人だ。私の常識では、図ることができない。感想も難しい。でも、マザーハウスのバッグは、欲しいと思っている(値段が高くて、まだ買ったことがないが)
読了日:01月22日 著者:山口 絵理子
アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)感想
読書メーターのコミュニティで、紹介していただいた本。主人公が裏社会と繋がりがあるところで、「どうかな?」と思ったが、夫が亡くなり流産したあとに変貌したと知り、その訳を知りたくなった。この巻ではそこまでの理由はわからなかったが、スピード感のある展開で一気に読めた。同僚どのやり取りがすくなかったので、そのあたりの関係も知りたいところ。続編があるなら読みたい。
読了日:01月25日 著者:深町 秋生
おとうさんのちずおとうさんのちず
読了日:02月09日 著者:ユリ シュルヴィッツ
ぼくとくまさんぼくとくまさん
読了日:02月09日 著者:ユリ シュルヴィッツ
監察の神(じん)監察の神(じん)
読了日:02月12日 著者:弐藤 水流
つちはんみょうつちはんみょう感想
虫は苦手ですが、こんな名前の虫は聞いたことがないので借りてみました。画の細かさにため息が出ます。ヒメツチハンミョウの生体を描いており、巻末には写真入りで説明があります。成虫は、何となく見たことがあるような気がします。虫の世界では産み落とされたら、幼虫でも自力で生きていかなくてはならないのですね。小さな子がいたら読んでみたい絵本です。
読了日:02月19日 著者:舘野 鴻
はこぶはこぶ感想
原始人のような支度をした男性から始まり、だんだん近代に変わる様は面白い。これ一冊を、子どもに読んであげるとしたらかなりの時間がかかりそう。でも、一回読んであげたら、後は自分で何回も読み返しそうな絵本です。いろんな運ぶの紹介。最後はスケールが大きくなった(笑)
読了日:02月19日 著者:鎌田 歩
犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと感想
大塚敦子さんとの出会いは介助犬ターシャ。県内のシンポジウムに来られたときにサインもいただいた。彼女の視線の先の風景を見せていただくことで、知らなかったことをたくさん教えていただく。犬が病棟に来て、患者さんと触れあうには、ハードルがいくつもあること。幼い患者さんたちとそのご家族が、手厚いサポートを受けられる病院はまだ数少ない。大人であっても痛みを伴う検査は避けたいものだが、それを自分で決められないまま治療をしなくてはならない子どもの辛さ。お医者さんとサポートされる方々の誠意を見ることができたのが救い。
読了日:02月19日 著者:大塚 敦子
ふわふわしっぽと小さな金のくつふわふわしっぽと小さな金のくつ感想
お母さんになっても、自分の夢を諦めないふわふわしっぽが大好きです。疲れたとき、自分のために読む絵本です♪
読了日:02月23日 著者:デュ・ボウズ ヘイワード
ZONE 豊洲署刑事・岩倉梓ZONE 豊洲署刑事・岩倉梓感想
一度図書館で借りたが読めなくて返却。その後ブックオフ見かけて購入。この作者の本は初読みだが、丁寧に書かれていて好感がもてた。続編希望。最後に豊洲の年譜がついているのには驚いた。関東大震災の瓦礫処理の一環として東京湾埋め立てが進捗と始まり、東日本大震災でとじられている。短編集だが、最後の路傍のハムレットに出てきた「助けて」と言えない男性のことが気になる。何を隠そう次に読む本が「助けてと言えない」という題名だから。
読了日:03月01日 著者:福田 和代
わたしの、好きな人わたしの、好きな人感想
個人的には、最後の部分は要らないと思った。昭和の香りのする、青春小説。親が二人ともいなくなったら、子どもって無力だな。元気なときは邪魔くさいもんだが。
読了日:03月03日 著者:八束 澄子
月の青空 (物語の王国 12)月の青空 (物語の王国 12)感想
八束さんニ冊目。児童書。夜逃げや、動物の死が出てくるので、高学年対象かな。余計な装飾や話が出てこなくて好感が持てる。こらなら、姪や甥にプレゼントしてもいいと思いました。
読了日:03月05日 著者:八束 澄子
まいごになった子ひつじまいごになった子ひつじ感想
スガンさんのやぎに似てるのかなぁと思いながら読んていたけど、最後には子やぎを救えてよかった‥読み聞かせというより、子どものそばに寄り添い読んであげたい絵本。
読了日:03月05日 著者:ゴールデン マクドナルド
生きる (日本傑作絵本シリーズ)生きる (日本傑作絵本シリーズ)感想
詩が素晴らしいだけに絵がつくのはどうなんだろうと思ったが、杞憂だった。ある家族の一日を描いた各場面に、谷川さんの言葉がぴったりはまってゆく。 「人は愛するということ」の場面は、GReeeeNのキセキのカラオケを思い出した。ただ単純に好きなんですけど。 https://youtu.be/DwTinTO0o9I 本棚にしまわれてはもったいない絵本です。毎日読みたい☆
読了日:03月09日 著者:谷川 俊太郎
あさ/朝あさ/朝感想
生きるを読んで、こちらも読みたくなった。私は「朝のリレー」「朝のかたち」が好き。
読了日:03月10日 著者:谷川 俊太郎,吉村 和敏
いちばんよくわかる バッグ作りの本 (レディブティックシリーズno.4041)いちばんよくわかる バッグ作りの本 (レディブティックシリーズno.4041)感想
題名に反して、意外と分かりにくい。バッグ作りに慣れている人なら大丈夫かな。とりあえず、二つ作ってみましたが、悪戦苦闘でした。
読了日:03月22日 著者:
セレスティーヌセレスティーヌ
読了日:03月23日 著者:カブリエル バンサン
ねことテルと王女さまねことテルと王女さま感想
とても可愛いお話。でも、子猫が、飼えないからといって放されるところや子猫がひもじくてうずくまってしまうところなどはリアル。大変な目にあいながらも、幸せになっていくストーリーは好み。文章が多いので、読み聞かせたら何分くらいかかるんだろう。
読了日:03月26日 著者:クライド・ロバート ブラ
じゅんびはいいかいじゅんびはいいかい
読了日:04月06日 著者:荒井 良二
あさになったのでまどをあけますよあさになったのでまどをあけますよ感想
どうしても新品を買いたい絵本。しかし、まだ買えてない。久々に読みたくなって借りました。表題の書いてある一頁目のカーテン。裾のサクランボの柄が可愛い♪雑のようでいて、バランスのとれた素晴らしい画の数々。読んでいるうちに谷川俊太郎さんのあさが読みたくなった。
読了日:04月06日 著者:荒井 良二
あさ/朝あさ/朝感想
声に出して読みたくなる詩。朝のリレーが一番好きだ。おはようも好き。今度のお話会で、あさになったのでまどをあけますよと一緒に読みたいなぁ。
読了日:04月06日 著者:谷川 俊太郎,吉村 和敏
助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫)助けてと言えない 孤立する三十代 (文春文庫)感想
NHKの番組は見なかったのだが、タイトルが気になって購入。我が家の一人目の子どもは、同じように「助けて」と言えない子どもに育ててしまった経験から、二人目は周りにSOSを発信できるように育てたつもりだった。ところが社会人になって二年目に鬱を発症。意外と「助けて」と言えなかったらしい。そう考えると今は、育て方というよりは社会が困っている人に優しくない社会なのかと思う。頑張りすぎてしまう人は、どうか亡くなる前にSOSを発信してください。
読了日:04月11日 著者:NHKクローズアップ現代取材班
児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか (朝日新書)児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか (朝日新書)感想
「かつて家族には、財産と家業を次世代に送る役割があった。だが、財産や家業を持たない者にとって、家族とはカップルが出会って別れる一代限りのものだ。子どもが生まれ、育ち、巣立ち、それぞれが命を生き、家族は閉じる。ただし、支えを持たない家族は、一代さえも持ちこたえられない。」P207
読了日:04月15日 著者:杉山 春
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)感想
面白かった。ドラマを見ていたので、どうしても役者さんの顔が浮かんでしまうけど。次も読むぞ~。
読了日:04月15日 著者:内藤 了
さよなら、おばけ団地 (福音館創作童話シリーズ)さよなら、おばけ団地 (福音館創作童話シリーズ)感想
ちょっぴり怖いファタジー。小学校中学年以降。謎が残るおわりかた。
読了日:04月15日 著者:藤重 ヒカル
きょうはそらにまるいつききょうはそらにまるいつき
読了日:04月15日 著者:荒井 良二
三毛猫ホームズの心中海岸 (光文社文庫)三毛猫ホームズの心中海岸 (光文社文庫)感想
すごく久しぶりの赤川先生。やっぱり読んでいて安心感がある。犯罪は憎むが、人間味のある物語。
読了日:04月22日 著者:赤川 次郎
ホワイトラビットホワイトラビット感想
面白かった~♪綿子ちゃんと兎田の幸せを祈らずにはいられない。
読了日:04月24日 著者:伊坂 幸太郎
自律神経を整えるストレッチ (青春新書インテリジェンス)自律神経を整えるストレッチ (青春新書インテリジェンス)感想
何年も積んであったが、自律神経のクスリを飲み始めたので気になって読んでみた。納得できるところが多かった。ストレッチはできそう。毎日の継続が大切。認知の歪み(10 個の思考パターン)が興味深い。特に心のフィルター(全体の中の1つのよくないことだけに、支点を向けてしまう考え方)が、私の注意事項。
読了日:04月28日 著者:原田 賢
絵本作家という仕事絵本作家という仕事感想
全部読みきれなくて、返却。100%ORANGEが好き。今回及川さんのことを読めて嬉しい。たしろちさとさん、石井聖岳さん、知らない作家だった。三浦太郎さん、読んでみたい。絵本を描いている人って、やっぱりた楽しい。枠にとらわれないから。だから絵本が好きなのかも。
読了日:05月02日 著者:
ぼくうまれるよぼくうまれるよ感想
初読みの作家さん。色がきれい。ただの平面に描いているのに、量感がすごい。圧倒的にかば!
読了日:05月02日 著者:たしろ ちさと
インデックス (光文社文庫)インデックス (光文社文庫)感想
短編集といっても、あなどれない。せつないもの、ホンワカするもの、それぞれが趣の違うお話。そして、お馴染みの名前を見ると嬉しい。
読了日:05月09日 著者:誉田 哲也
砦なき者 (講談社文庫)砦なき者 (講談社文庫)感想
破線のマリスを読んでから、どれくらいの時が経っただろう久しぶりに野沢尚さんの小説が読みたくなり、借りてみた。2002年に単行本として発行されたものなのですが、古さを感じない。ご存命だったらどんな話を書いてくれたのかと思うと哀しい。
読了日:05月09日 著者:野沢 尚
ちいさなきかんしゃレッドごうちいさなきかんしゃレッドごう感想
絵はとても個性的。訳が少し乱暴かな。「さっさといけよ!」とは、どうかな。
読了日:05月09日 著者:ダイアナ ロス
ヒポクラテスの誓いヒポクラテスの誓い感想
医療用語や症例にはわからないことが多かったが、解剖することでわかることがあるのだと再認識した。
読了日:05月26日 著者:中山七里
ドンナ ビアンカドンナ ビアンカ感想
タイトルの意味は最後までわからなかった。(白い女性らしい)表紙の女性が、瑶子のイメージなのか。 魚住久枝シリーズ。副島が、専務という役職なのにお金がないのかわからなかった。とても読みやすいが現実感はほぼない。
読了日:06月05日 著者:誉田 哲也
詩の絵本 教科書にでてくる詩人たち (4) 朝の歌 (詩の絵本―教科書にでてくる詩人たち)詩の絵本 教科書にでてくる詩人たち (4) 朝の歌 (詩の絵本―教科書にでてくる詩人たち)感想
「朝」の詩を探していて、ここでオススメされた本。低学年に読むのに、いいかも。朝の清々しさ、一日の始まりを祝いたくなる詩☆
読了日:06月07日 著者:小泉 周二
プラ・バロック (光文社文庫)プラ・バロック (光文社文庫)感想
タカハシの正体がわからずもやっとしながら読みすすめた。近未来、それは何十年も先のことでなく明日おこるかも知れない物語。生きることに希望を見いだせない、今。格差が広がり底辺にすむ私も、希望を見いだせない。
読了日:06月08日 著者:結城 充考
三人屋三人屋感想
面白かった。多分原田ひ香さんの文体が好きなんだと思う。私も妹と年が離れてるから、朝日と夜月の感じは理解できる。でも、名前が長女が夜で三女が朝って、可笑しい。家の父もキャベツのぬか漬作ってたよ。すごく懐かしい。お店で売ってないから、食べたくても食べれない思い出の味。味の素はかけなくても美味しかったのです。
読了日:06月16日 著者:原田 ひ香
風町通信風町通信感想
風町の住人は小人で、風町はすっごくちいさな町と想像してみる。きっと家の庭にも誰かの家の庭にも、風町はあるんじゃないかな。いつか行けるかもしれない。 短編だから、読み聞かせにも使いたい。この本は挿し絵が素晴らしい、飯野和好さん。文庫のほうにこの絵はあるのかな?
読了日:06月26日 著者:竹下 文子
おとうさんの庭 (大型絵本)おとうさんの庭 (大型絵本)感想
心が暖かくなる絵本。訳者の解説も、このお話の背景をわかりやすくしてくれています。お父さん(農夫)の表情や風景が、とても良く描かれているので絵も楽しめます。本文だけなら12分半。解説まで読むと14分。高学年向き。☆解説から「つらい生活のただ中で、〈夢を持つ〉ということがどんなに大切なことなのか、また夢を実現できたら、その感謝のしるしとして人は何をなすべきかなど、この物語は素朴に教えてくれます。」
読了日:06月28日 著者:ポール フライシュマン
くらやみのなかのゆめくらやみのなかのゆめ感想
実際に宇宙飛行士になったカナダ人のかたが作者。子どもは暗闇を怖がるものだが、作者は素晴らしい場所でもあると言っています。「夜のやみは、夢をうみだし、朝の光は、その夢の実現のためにあるのです。」犬のアルバートの表情が可愛い♪
読了日:06月28日 著者:クリス ハドフィールド,ザファンブラザーズ
へそもち (こどものとも傑作集)へそもち (こどものとも傑作集)感想
これからの季節にはピッタリの絵本。私が住む地方は雷がとても多いのです。でも、読み聞かせには難しいよね?この絵本の向き。練習が必要。今は、雷がなっても、おへそを隠せって言わないのかな(*´∀`*)
読了日:06月28日 著者:渡辺 茂男
もりのおとぶくろもりのおとぶくろ
読了日:07月05日 著者:わたり むつこ
国連で学んだ修羅場のリーダーシップ国連で学んだ修羅場のリーダーシップ感想
「ことを正しくやるより、正しいことをやれ」
読了日:07月25日 著者:忍足 謙朗
みつばの郵便屋さん (一般書)みつばの郵便屋さん (一般書)感想
イケメンの郵便配達員のお話。私も似たような職種ゆえ、頷けるところも多く。「例えば四十年この仕事を続けたら、いったいどれだけの数の郵便物を配達することになるのだろう。それらの一つ一つには、必ず何らかの意志が込められている。(中略)その意思を何百万も届けることになるのだとしたら、それはとても有意義なことではないだろうか。ぼく自身は何も生まなくても、何か生まれる手だすけをすることには、なるのではないだろうか。」
読了日:07月27日 著者:小野寺 史宜
インフルエンスインフルエンス感想
こんなに簡単には殺人はできないと思うけど。私自身、友人をそれほど必要としてない性格で、誰かのためとかでは動かないから理解不能な世界だった。こんな人たちいるんでしょうかね。
読了日:07月31日 著者:近藤 史恵
魔女は甦る (幻冬舎文庫)魔女は甦る (幻冬舎文庫)感想
この作品は中山さんのデビュー前に、「このミス」の大賞を取りのがしていたとは驚く。グロさは誉田さん級、犯人たち(?)に襲われる場面は痛々しすぎてトバシながら読みました。「ヒート」と呼ばれるクスリが現実に製造できて、戦争の武器に使われたらと思うと、とても怖い小説だと思いました。
読了日:08月07日 著者:中山 七里
わたしの本の空白はわたしの本の空白は感想
題名からくるイメージとはかけ離れていたが、読み終わってみると、こういう題名もありかと。もっと主人公に優しい場面が多いとよかったな。カエルの置物だけがイメージ出来て、反対に気味悪かった。
読了日:08月19日 著者:近藤史恵
クマのプーさん 創作スケッチ: 世界一有名なクマ 誕生のひみつクマのプーさん 創作スケッチ: 世界一有名なクマ 誕生のひみつ感想
くまのプーさんは有名なのですが、実は本は読んでいません。この本を読んではじめて、画はミルンが描いたのではないと知りました。アーネスト・ハワード・シェパードという方がプーさんを描いていたんですね。「第一次世界大戦では、兵士として勇敢に働き」とあるのには驚きました。(ミルンも志願して入隊していた。)スケッチが何点も見られるので、プーさん好きな方にはおすすめの本です。
読了日:08月19日 著者:ジェイムズ・キャンベル
長閑の庭(1) (KC KISS)長閑の庭(1) (KC KISS)感想
ずっと読んでみたかった漫画。読む人の年齢によって感想も様々だろう。私は教授に年齢が近いので、教授の言っていることがよくわかる。漫画だからいけるけど、実際にこのくらいの年齢で外見も中身も素敵な男性はとても少ないのだよ。
読了日:08月22日 著者:アキヤマ 香
黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子黒薔薇 刑事課強行犯係 神木恭子感想
初読みの作家さん。はじめは想像以上に大人しい主人公かと思ったら、真逆だった。どういう復讐をするかが気になって、とても読みにくい文章だったが最後まで読みました。途中から主人公の一人舞台になって、おもしろくなくなった。折原さんをもう少し絡ませてもよかったのでは?
読了日:08月23日 著者:二上 剛
ふしぎな声のする町で: ものだま探偵団ふしぎな声のする町で: ものだま探偵団感想
地元の図書館になかったので、中古を探して購入。主人公は家族の都合で引っ越すことになる。転入生として、はじめて当校する時のドキドキ感。とても丁寧に書かれた文章で好感が持てた。大切に使ってきたモノには魂が宿ると、私も思っているので、共感できた。
読了日:08月28日 著者:ほしおさなえ
怪物 (集英社文庫)怪物 (集英社文庫)感想
なんだかなぁ、という小説。福田さんの文章は読みやすいのだが、ストーリーが好みではなかった。
読了日:08月28日 著者:福田 和代
万引き家族【映画小説化作品】万引き家族【映画小説化作品】感想
道から外れた時、正しい道標がなければ軌道を修正することは難しい。道標があっても気づかなかったり信じなければ、誤った道を歩き続けてしまうかもしれない。虐待されたという事実を抱えて生きるのは、とても難しいんだと思う。映画も観てみたい。
読了日:08月30日 著者:是枝 裕和
ウツボカズラの甘い息ウツボカズラの甘い息感想
先が気になって、ところどころ飛ばしながら読んだ。 最後に詳細が明かされるが、その辺りはもう少し前から知りたかった気がする。ドラマになってないのなら、映像化してほしいなぁ。主人公とその同級生(?)は、誰がいいかな。想像するだけで楽しい。
読了日:09月01日 著者:柚月 裕子
明治緋色綺譚(1) (BE LOVE KC)明治緋色綺譚(1) (BE LOVE KC)
読了日:09月03日 著者:リカチ
今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150! 2今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150! 2感想
ブックトーク用の本を探すために借りた。金原瑞人さんのまえがきにある「本を読んで想像することを覚えた人は、それが他人の話であれ、外国の話であれ、いや、ファンタジーの世界の話であれ、想像力を働かせて、その他人や、外国や、そのファンタジーの世界に深く入っていくことができる。」という言葉を子どもたちに伝えたい。
読了日:09月03日 著者:金原 瑞人
星空の谷川俊太郎質問箱星空の谷川俊太郎質問箱感想
様々な年代の人たちからの質問に答える谷川さんの言葉は、村上春樹さんの言葉にも似ているような感覚を覚えた。
読了日:09月04日 著者:谷川 俊太郎
ガンバリルおじさんとぎんいろまん (ガンバリルおじさんシリーズ)ガンバリルおじさんとぎんいろまん (ガンバリルおじさんシリーズ)感想
絵本を扱う古書店で購入。やなせさんの本は、お話会で読みついでいきたい。
読了日:09月18日 著者:やなせ たかし
逢魔が時に会いましょう (集英社文庫)逢魔が時に会いましょう (集英社文庫)感想
人ではないものに興味を持ち、現地調査に向かう准教授と女子大学生のお話。実際にこうした研究をする方はいるんでしょうか。私はこういう話は好きです。どんどん調べたくなったちゃう。
読了日:09月27日 著者:荻原 浩
月へ アポロ11号のはるかなる旅月へ アポロ11号のはるかなる旅感想
お話会で使おうと思っていたが、これだけ遅くて使えなかった。ちょうど月旅行のニュースなどがあり、お子さんたちに読んであげるといいかも。すごく詳しく書いてあるので自分で読むなら高学年から。大人が読んでも面白い。月へ人間が降り立った話は、読めば読むほど技術の凄さと、人々の熱意を感じる。
読了日:09月29日 著者:ブライアン・フロッカ
ひとひと感想
とても読みやすく、内容も優しい本だった。高校、大学生におすすめしたい本。ただ、表紙がどうかな?イメージが固定化されてしまうんじゃないかな。ドラマになりそうなお話。この作家さん、もっと読みたい。
読了日:10月04日 著者:小野寺 史宜
護られなかった者たちへ護られなかった者たちへ感想
生活保護の話はドラマになったのを見たばかりだったので、やっぱりいろいろあるのだなぁと思った。職員も仕事でやっているのだから、悪気はないと思いたいが、人それぞれ仕事にかける情熱は違うので、情熱を持たずに仕事をしたしっぺ返しとして殺されたとしか捉えようかない。この国の問題点を次々と小説にしていく中山さん、追いかけられずにはいられない。
読了日:10月08日 著者:中山 七里
レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち (新潮文庫)レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち (新潮文庫)感想
衝撃的で、何度も本を閉じた。これは、想像の世界のことではなく、著者の見た現実。こうしたことを、知らない日本人に伝えるために取材に行ったのか?取材してなにか変わったのか?取材される子供たちが皆不幸になっていくのを読むと、このルポに意味はあったのか?と考えてしまう。
読了日:10月30日 著者:石井 光太
ダ・ヴィンチ 2016年6月号ダ・ヴィンチ 2016年6月号感想
買っておいたが積読だった。64と半落ちは映画で見たし、横山さん好みなんだけど意外と読んでない。映像化された作品をもっとみたいし、本はブックオフで探してみよう。島田荘司さんは、未読。これを読むと手を出したくなる。騙し絵の牙って綴じ込みだったんだ。
読了日:11月13日 著者:
バルスバルス感想
バルスという言葉の意味がわからなかったので、調べたところ「強力な力を持つラピュタの機能を閉じる(機能を停止する)こと」「破壊のおまじない」「トルコ語で平和」 ありました。 内容としては面白かったです。問題提起として。しかし、終わり方はどうなんだろう。万引き家族を読んだときのような、消化しきれないものが残ります。 宅配便に発火性のものをしのばせて、時限爆弾的に同時に発火させるテロ。そこには、非正規で働く人の待遇改善を国に求める犯人の狙いがあった。その本人を神格化して終わる必要性は見当たらない。
読了日:11月24日 著者:楡 周平
繕い裁つ人(1) (KCデラックス Kiss)繕い裁つ人(1) (KCデラックス Kiss)感想
予想していたのと絵の感じは違いましたが、お話としては面白く読めました。ドラマ化されていたの?続きが読みたかったが地元のブックオフさんにはなかった(泣)
読了日:11月26日 著者:池辺 葵
家なき鳥家なき鳥感想
最近読んだレンタルチャイルドでも、劣悪な環境で生きるインドの子どもたちの存在を知りました。このお話も、13歳で親の決めた相手と結婚する少女が、夫の死後に実家には帰ろうとしない(望まれないだろうから)という、日本人にはなかなか理解しがたいものでした。夫の実家も、嫁の持参金目的で結婚を決めただけなので、夫の死後、未亡人になった主人公は義理の母に捨てられます。どこまでも酷いのですが、幸い未亡人を助ける援助者に出逢い、自分で学んできた刺繍を生かして新しい人生を開いていこうとする主人公に幸あれと祈るばかりです。
読了日:11月28日 著者:グロリア ウィーラン
朽ちないサクラ朽ちないサクラ感想
ちょっと私には合わなかった。主人公が親友を信じられず、責めたことが全ての原因だったと思われて仕方ない。
読了日:12月04日 著者:柚月 裕子
のせ猫プレミアムのせ猫プレミアム感想
「のらしごとを終えたシロ。手が真っ黒」という写真があるのだけれど、見て、安心する。室内飼いが奨励される現在、外遊びできる猫がどれくらいいるのだろう。青い空の下、ゆったりとした時間が流れているんじゃないかなっと、想像しながら読み終えた。
読了日:12月16日 著者:
ロボット・イン・ザ・ハウス (小学館文庫 イ 2-2)ロボット・イン・ザ・ハウス (小学館文庫 イ 2-2)感想
新たなロボットの登場、エイミーとの関係など、先が気になってどんどん読み進んだ。タングは相変わらずで、胸のフラップについたガムテープをいじる癖が可愛い。タングを作ったボインジャーが、いつ現れるかハラハラした。ひとつ気になったのは、タングの心臓部に埋められていた放射能をおびる部品。カトウが安全なものと交換してくれて安心したが、そもそもそんな危険な部品を簡単に交換できるのか??というところがリアルではないので、この部分は必要なかったのでは、と思った。そこだけ目をつぶれば、楽しいお話だった。
読了日:12月22日 著者:デボラ・インストール
サンタさん ありがとう (日本傑作絵本シリーズ)サンタさん ありがとう (日本傑作絵本シリーズ)感想
刺繍で絵が描かれているのかな。とても優しい本。
読了日:12月26日 著者:長尾 玲子
サンタさんとこいぬ (日本傑作絵本シリーズ)サンタさんとこいぬ (日本傑作絵本シリーズ)感想
二冊目。今回も優しい内容でした。一冊目に出てきたしんちゃんとくまさんも登場☆
読了日:12月26日 著者:長尾 玲子
贈るうた贈るうた感想
テレビドラマで放送された番組の中で、この本の中の詩が読まれていて気になっていた。偶然、BOOK・OFFで見つけ購入。その詩以外にもとても心に沁みる詩があってよかった。
読了日:12月27日 著者:吉野 弘
真犯人の貌(かお) 川口事件調査報告書真犯人の貌(かお) 川口事件調査報告書感想
設定は、目新しいように思うけれども、事件がおこった状況などは古くさいと思う。木村にいたっては宮部みゆきの小説に出てくる犯人のようだったので、いろんなパーツを組み合わせた小説に思える。
読了日:12月29日 著者:前川裕

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