以前、ブログに書きましたが
ネグレクトだった私を
支えてくれた人たちのことを少しずつ
書き残しておこうと思います。
生まれて、6歳までの私を助けてくれたのは祖父でした。
多いときは、家族、祖父母、叔母二人、お店の従業員の方、あわせて8〜9人と暮らしていました。
叔母のうちの一人は私を可愛がってくれましたが、一番かわいがってくれたのは祖父でした。
お店の仕事が一息つくと、自転車に乗せて近くの公園に連れて行ってくれました。
都内に住んでいましたが、まだまだ緑が多い地域で、公園もたくさんありました。
家にいるときも、竹とんぼや竹馬などを作ってくれたり、大正琴を弾きながら歌を歌ってくれたり、いつでもそばにいました。
でも、そのことを妬んだ父によって、私の幸福な幼少期は終わりを告げます。
父の実家のある栃木県に、家族で引っ越すことになったのです。
当日のことはよく覚えています。
「私は置いていって」と思って、家の中の狭いところに隠れましたが、結局見つかって
泣き泣き栃木に連れて行かれました。