4月に読んだ本

"4月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:2850
ナイス数:907

悪い男悪い男感想
エーレンデュルの新刊と思い、読み始めたら本人出てこない!?今回は事件の内容から女性刑事が担当したほうが良いと思ったのかな。エリンボルクが事件を解決する。 料理本を出版したのは、すでに読んだ本で知っていたが、 家庭では子育てに奮闘していた。エリンボルクが仕事も家庭も一生懸命取り組む姿には共感が持てる。しかし、レイプ被害者とその親の取り調べは読んでいて辛かった。これじゃ、心が壊れちゃうよ。しかし、犯人逮捕のため仕方ないのだろうか。エーレンデュルは、次作にも出ないらしい。さびしい。
読了日:04月03日 著者:アーナルデュル・インドリダソン
おばあちゃんのキルト (文研ブックランド)おばあちゃんのキルト (文研ブックランド)感想
鷲沢玲子さんの本で紹介されていた児童書。 両親と祖母と暮らす少女に妹か弟が産まれることになります。少女は不安に包まれますが祖母が優しく語りかけてくれます。その祖母が突然病に倒れて別人のようになってしまいます。少女は不安で悲しくて、なかなか祖母の近くに寄れません。それでも、元気だったときの祖母に戻ってほしくて、少女は勇気を出して祖母に語りかけます。苦手な針仕事も、挑戦して生まれてくる赤ちゃんのためのキルトを仕上げます。とても、良いお話です。子どもの繊細な心がよく描かれていると思いました。
読了日:04月04日 著者:ナタリー キンジーワーノック
あたらしいおふとん (あかねせかいの本)あたらしいおふとん (あかねせかいの本)感想
この表紙は何度も見ています。女のコが、肌色のパジャマを着ているのですが、どうしても裸なのかな?と思ってしまう。パッチワークの生地の色を生かすために肌色にしたのかしら?ぬいぐるみのサリーも、これがサリーとは書いてないからわかりにくかった。訳は角野栄子さん。
読了日:04月08日 著者:アン ジョナス
楽園 上 (文春文庫 み 17-7)楽園 上 (文春文庫 み 17-7)感想
宮部みゆきさんの本を再読しています。こちらは発売当時に読んでいます。いつもながら、キャラクターがそれぞれに際立っていますね。すごいとしかいえない。その上、多作なんですから宮部先生の頭の中はどうなっているのか?感想は下巻で。
読了日:04月12日 著者:宮部 みゆき
アガサ・レ-ズンの困った料理 (コージーブックス ビ 1-1 英国ちいさな村の謎 1)アガサ・レ-ズンの困った料理 (コージーブックス ビ 1-1 英国ちいさな村の謎 1)感想
コージーミステリーを探していて見つけた本。シリーズものなら次に読む本を探さないて済むが、それが自分の好みかがわかるまでには何冊か読まないと。こちらは、想像とは少し違って、テンポの良いミステリーでした。次も読みます。
読了日:04月15日 著者:M.C. ビートン
イタリアン・シューズ (創元推理文庫)イタリアン・シューズ (創元推理文庫)感想
いつものシリーズものではないので、最後まで読めるか不安だったがハリエットが突然登場したあたりから面白くなった。この小説は若い人にはさほど響かないかもしれないが、私のように高齢者一歩 手前になると身につまされる。そして共感する部分も多くなる。哀しい場面もあったがそれはやはり現代のおとぎ話化させないために必要だったのかもしれない。最高の小説をありがとうと筆者に言いたいが亡くなっていて悲しい。
読了日:04月17日 著者:ヘニング・マンケル
娘を呑んだ道 (小学館文庫 シ 8-1)娘を呑んだ道 (小学館文庫 シ 8-1)感想
北欧のミステリーは特に好きです。 実際はそんなに寒くちゃ嫌だけどね。犯人の父親の話も辛い。もちろん娘を連れ去られ殺されたほうが辛いのだけれど、自分の家族が同じ敷地の中で犯罪を犯していたと知ったとき、両親は絶望したことだろう。レレの執念が娘の亡骸を発見することに繋がった。娘が失踪したあと、父は娘が辿ったであろう道を毎日捜索し、母は別の男性との間に子どもを授かる。悲しみに直面したとき、そこに立ち向かうにはエネルギーが必要だ。それぞれのやり方で生きていくしかない。
読了日:04月19日 著者:スティーナ・ジャクソン
コクルおばあさんとねこ (児童書)コクルおばあさんとねこ (児童書)感想
表紙に一目惚れ。愛ちゃんみたいな黒猫さん!フィリパ・ピアス作となれば尚更読みたい。ちょうど中古が手に入りました。猫って欲しい物は、絶対に欲しいのよね〜。おばあさんは猫に家出?されて悲しくて痩せちゃう。売り物の風船を沢山持ったら、風に吹かれて飛ばされちゃうくらい痩せちゃった😨猫はといえば、自分の欲しいものをくれるご主人さまを見つけていた。おばあさんと猫が出会えてよかった。絵がとても素敵です。
読了日:04月26日 著者:フィリパ・ピアス,アントニー・メイトランド
やまねこのおはなし (こどもプレス)やまねこのおはなし (こどもプレス)感想
表紙の絵からして、怖い話だと思っていたら全然誓っていい話だった。身体についたたんぽぽの綿毛を見て、「これではたねの役目を果たせない」とおもったやまねこは、良い土の上に一つ一つ置いてやりました。なんて可愛い。善い行いをすると巡り巡って自分にも返ってくるということ。きくちちきさんの絵は個性的ですね。とても印象に残ります。
読了日:04月27日 著者:どいかや
はちみついろのうま (世界傑作絵本シリーズ)はちみついろのうま (世界傑作絵本シリーズ)感想
日本人の作ったお話に、ウクライナの画家が絵をつけた本。馬のたてがみがとても綺麗です。触ってみたくなるくらいの絵です。
読了日:04月27日 著者:小風 さち
柴田明美 小さなかわいいキルト (レディブティックシリーズno.4497)柴田明美 小さなかわいいキルト (レディブティックシリーズno.4497)感想
縫い代をパイピングでくるむ方法と、先に裏地、キルト綿と表地の周りを縫い表に返してキルトする方法と2種類の作品がある。メガネケースを作ってみたがピーシングは細かくて無理と思い刺繍に変えた。割と細かい作業が多い。出来上がりは可愛らしいが私には無理そう。
読了日:04月29日 著者:柴田 明美
過ちの雨が止む (創元推理文庫 Mエ 6-3)過ちの雨が止む (創元推理文庫 Mエ 6-3)感想
この話は結末から書いたのか?と思うくらい綺麗に着地した。いろいろな謎がとけ、過ちが正され、罪を犯したものは罰をうける。 自分の父親が、クズだと認めるのは辛いことだが、現実と向き合うところからしか、解決の道は開けないようだ。 登場人物は多いが、アイスランドスウェーデンの小説のような難解な名前はないので、大丈夫です。この作家さんの本は再読しても感動をもらえる。
読了日:04月30日 著者:アレン・エスケンス

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