昨年は、面白い本に出会えました。
いままで、海外作品に手を出さなかったのですが、「償いの雪が降る」を読んでから
面白さにハマりました。
何から読んでいいかわからなかったので
同じ訳者さんの本を探して
を読んでみました。
ミランダとケイトは同じ著者ですね。
私的にはケイトのほうが好みでした。
ケイトはいつも最悪のことを想定してしまいます。そのことが私も同じなので、気持ちが共感できました。
会ったこともない親戚の男性と半年間
住居を交換するという出だしです。
そこはとても豪華な住まいでしたが
引っ越し早々、隣人が殺されていることが
わかります。
また、その建物には
ストーカーのように、他人の部屋を覗き見している男性がいたり
各部屋を行ったり来たりしている猫がいたり、いろんなところに伏線が張り巡らされています。
結末は、あまりリアルではないと思いましたが、物語としては
落ち着くところに落ち着いたのかな。
グロいのが苦手な方はにはオススメできませんが、面白い小説でした。