今年は何を読みますか?(国内編)

昨年は私の好きな刑事さんの続編が出ました。と言っても、途中何作か飛ばしているので、随分歳をとったな、というのがびっくりでしたが。

 

 

我らが少女A

我らが少女A

 

 

これも、私の好みの小説でした。

12年前に起きた事件と、現在おこった殺人事件とがつながっているのか。

題名の少女Aは、現在おこった事件で殺された女性ですが、彼女が主人公ではありません。

 

12年前に事件の犯人では?と疑われた少年がいました。彼の母親は精神を病んでおり、彼にも発達障害があり、彼の父親は警察に努めていましたが、息子が疑われたことで

職を変えなくてはならなくなりました。

 

疑われなくても、大変な家庭だったと想像できますが、疑いをかけられたことにより

家庭はだんだん壊れていきます。

 

それでも、現在の事件がおこって

12年前の再捜査が開始され

また、彼の周りに刑事がやってきます。

 

私としては、彼の行く末を見守っている気持ちでした。でも、とても哀しい結末で

読み終わったあとの虚脱感が酷かったです。

 

献灯使 (講談社文庫)

献灯使 (講談社文庫)

 

 

川っぺりムコリッタ

川っぺりムコリッタ

  • 作者:荻上 直子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

こちらの2冊もおすすめです。

 

今年は、いったいどんな本に出会えるでしょう。

皆さんのオススメがあれば、教えて下さいね(*˘︶˘*).。.:*♡