ハマったシリーズ① 読書

昨年からどっぷりハマってしまったのが

アーナルデュル・インドリダソン。

名前が長いし、ややっこしいから人になかなかおすすめ出来ません。

アイスランドの方で、アイスランドを舞台にした小説を書いていらっしゃるようです。

私はもともとカタカナが苦手。

そのため、長いこと国内の小説しか読んできませんでしたが、ここ数年海外文学の面白さがわかってきて、名前や地名は適当に読み流して読んでいます😁

 

これが、シリーズ一冊目。

エーレンデュル捜査官シリーズです。

 

なかなかキツい内容ですが、作者の方は意図があってそういう題材を選んでいるようです。  

最近は、グロい小説も多く、人気があってもそういうものには惹かれませんが、

多くの人に、そういう犯罪では周囲の人々を酷い悲しみに陥らせると

知らせる意図を持って書かれたものは、

読むに値すると思っています。

 

 

これほ、家庭内の暴力を扱っています。とても哀しい物語で、しばらく引きづってしまいましたので、

読むときの精神状態を選ぶと思います。

 

 

ここまで4冊読んできました。

 

だんだん内容も難しくなってきて

読むのが困難なこともありましたが

例えばなかなか捜査が進まなくて

頁だけが増える場面でも

そこを読むことにより

登場人物の気持ちを理解していくことができるんだと段々わかってきました。

無駄な頁はないんです。

 

主人公のエーレンデュルは、

昔離婚していて、

大きくなった娘と息子がいます。

奥さんにはかなり憎まれています。

そのせいか、子どもたちはエーレンデュルが自分たちを捨てたと思いこんでおり、

アルコールやドラッグに溺れて、

エーレンデュルを困らせます。

 

また、事故で弟を亡くしたことから、

失踪者の物語に惹かれて

家にいるときはそんな本ばかり読んでいます。

 

ちょっと風変わりな上司ですが、

日本とは違い 

部下の二人はエーレンデュルを家に誘ったり、なんとか気持ちを晴れさせるために声掛けしてくれます。  

 

こういう背景が挟まれるために 

私達読み手も、エーレンデュルの娘がしばらく登場しないと心配になります。

 

次は

 

です。

 

誘拐の絡むお話のようです。

翻訳されているのはこれを含めてあと2冊なので、大事に読みたいと思います。