長澤まさみさんの主演映画のもとになった事件が知りたくて読みました。
映画の長澤まさみさんは
強烈な母親役ですね。
でも本を読むと、想像以上に酷い母親だったことがわかりました。
孫が祖父母を殺した事件ですが
私には記憶がありませんでした。
しかしその殺害を命じたのは
その老夫婦の娘である犯人の母親です。
本によると普通の家庭で育ったとあります。
しかし、働かず
パチンコやゲーセン、ホストクラブ通い。
親戚中に金を借り、迷惑をかけて
逃げる。
そんな親のもとで子ども二人育ちました。
といっても犯人の妹はほとんど犯人の彼が育てています。
路上生活の時期があっても
子どもが救われることなく
結局は事件によって
このいびつな家族は解散しました。
日本において
こんな家庭があることは驚きです。
犯人の彼と妹の
幸せが、いつかおとずれますように。
殺人という罪をおかしてしまったとしても。