今週のお題「絵本」
読み聞かせをやっているだけあって、かなりの絵本を読んできたので、好きな絵本を選ぶのも難しいところです。
昔からこの話が好きで、私が読んでいた絵本は、探していても見つからないのです。
そこで、最近は町田尚子さんの絵のこの本を読み聞かせには使っています。
この話は、結局少女は亡くなってしまうので、悲しい話と思う方も多いことでしょう。
私は、おじいちゃん子だったのですが、父が義理の関係だったので仲が悪く、小さいときに離れ離れにされてしまいました。そのため、この話のように、私も辛いときにおじいちゃんが迎えに来てくれると信じることで、救われたのかもしれません。
作者のアンデルセンの母親が、この話のモデルになっているのでしょうか。貧しい家庭でも、両親に愛されて育ったアンデルセンですが、自分の恋の行方は
あまりうまくいかなかったようです。それでも、自分の力だけで名を残した彼はすごいなと思うのです。
クリスマスも近づいてきます。ぜひ手にとって見てください。