NHKで昨年放送されていたドラマ「アシガール」が、好きすぎてサウンド・トラックを買ってしまいました。
女子高生が、タイムスリップして足軽として殿をお守りする。
原作は漫画のようです。そちらは読んでいないのですが、ドラマはとても面白かった。
コメディだけではなく、締めるところはちゃんと絞めているので見ていて安心する。
二つ、とても素敵な場面を紹介すると
ひとつは、若君が現代にタイムスリップして街を歩いていると、オヤジ狩りを目撃。
みんな、見て見ぬふりをするなか
若君は、すぐに助けに行く。
悪い行いを見かけたら、困っている人を助ける、そんな普通の事が今はなかなかできない世の中なのだな、と思い知らされた。
もうひとつは、主人公のアシガールが戦国でお世話になったおふくろさまにお米を持っていく。しかし、おふくろさまは、村中に配るという。たった10キロくらいの米なので、分けたらすぐになくなってしまうとアシガールが言うと、「心の狭いことをゆうでない」と一喝。
おふくろさまにはちゃんと考えがあった。
独り占めしてしまうのでなく、助け合うことが物のない時代を生き抜く秘けつなのだ。
米を分けてもらった村人は、お返しにと
野菜や魚を持ってきてくれる。
いま、足りないのは、こういう考え方だなと思わせられる。
いいドラマです。12月にはにスペシャルドラマがあるのでまた番宣します(笑)